September 06, 2007
全開もできる
バイクに乗る楽しさは、乗って楽しいから楽しい。理由なんかない。
それがあるときバイクに乗ることが普通になってしまい、乗る楽しみよりも、事故したらとか、スピード違反で捕まったら、ガソリン代が、家族が心配している・・・など、そんなことばかりが気持ちを覆うようになってきたことに気がついたのです。
それに気づいたからには、ズルズルと惰性でバイクに乗るのがイヤになったのです。楽しく乗ってこそバイク、そういう思いを大事にしたかったから。
バイクを降りてから十数年。でも、また乗っている。なぜか?
バイクに乗るのはやはり楽しいのです。前と違うのは、いろいろ考えなければならないこと、楽しくない部分がもあるかもしれないけれど、それも含めてバイクだということに気がついたからです。以前に比べて経済的に余裕ができたわけでもない。変わったのは自分の年齢と、心配してくれる人が増えたことなど・・・。
なによりも変わったのはバイクに乗る楽しさそのことに加えて、バイクに乗っている自分ではなく、自分がバイクに乗っている、という微妙な感覚の差を感じることができるようになったからでもある。バイク乗りのオレではなく、オレがたまたまバイクにも乗る。そんな感じかな。
Posted by tahatsu : 18:39 | Trackbacks (0) | Page Top ▲
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